Paper textbooks are back again in education!

ブログ 2025.5.13

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Hi,everyone!

先週の火曜とは打って変わり、なんだか初夏を感じさせる汗ばむ陽気の火曜日となりました🌄

皆さんいかがお過ごしですか?GWが終わりやっと普段の生活リズムを取り戻してきたところでしょうか☺

 

話は変わって、最近日々常々感じることは、とにかく視力が悪くなったということです。皆さんはいかがですか?私の周りからも、同じような声が老若男女問わず聞こえてきます。

やはりこの小さくて便利なツールである携帯やパソコンを見る時間が多くなりがちな昨今。目には大きな負担をもたらしていますよね。わかってはいるのですが、、、何せ便利なので(^^;、やめられません。

そんな中、興味深いニュースが最近ありました。

「フィンランドで紙の教科書復活!」というニュースです。

デジタルを積極導入した海外の「教育先進国」で、子どもの学力低下や心身の不調が顕在化し、見直しの動きが相次でいるというニュース。

反対に日本は、学校教育の根幹にある教科書を、紙からデジタルに置き換えようと突き進んでいるようで、文部科学省が主導する推進議論の危うさが指摘されているとのこと。

人口556万人の北欧フィンランドは、教育を柱とした人材育成に国家の命運を懸けてきました。大学を含む学校の授業料は全て無料で、小学校以上の教員は修士号を持ちます。

また教育現場へのデジタル導入は早く、1990年代から進められてきました。約10年前から中学生の1人に1台ノートパソコンが配られ、デジタル化した教科書や教材が多用されてきました。

最初は学力調査も上位をしめていましたが、その後は学力がどんどん下がり、

「教育は、急速なデジタル化に対応できるものではなかった」とアンデルス・アドレルクロイツ教育相は述べました。

そして現在はというと、、、教室の風景は様変わりし、生徒たちが手を伸ばしたのは、パソコンではなく紙の教科書です。

解説を読んで理解した後、鉛筆やペンで問題プリントに答えを書き込む。授業で使う教科書が、デジタルから紙に戻されていました。

「パソコンで見る教科書は、どこを読めばいいかわからない時があった。紙の方が理解しやすい!」と生徒たちは歓迎とのこと。

以前はパソコンを使った授業が週に20時間を超えることもあり、子どもの集中力が低下し、短気になるといったことが、その頃、フィンランド全体で問題化した。デジタルに偏った教育への懸念が高まったと振り返るとのこと。

 中学生と保護者、教職員アンケートを実施したところ、保護者の7割が紙の教科書を望み、教員の8割が外国語などの授業で紙を使いたいと答えたそうです。今秋から中学の物理や化学でも紙を復活させる予定とのこと。「紙の教科書は教室に落ち着きをもたらす」と話します。

シンガポールでも小学生にはデジタル端末を配らないことを23年に決めました。心身が未発達の子どもに悪影響が及ぶことを懸念したためだそうです。

教科書など何冊も持って重いランドセルを背負うのは確かに大変なのですが、紙は紙の良さがありますよね!

読書も電子書籍は何冊も持ち運べてとても便利なのですがブルーライトで目が疲れるのと、やはり紙の本で読書をすると紙の匂いと共に、なんだか心が落ち着きます。

そんな話をしていたら、久々に紙を使った媒体の新聞や書籍を読みたくなってきました~本屋さんは昔から変わらず大好きです☺

 

See ya!

 

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