Content and Language Integrated Learning(CLIL)
ブログ 2025.5.20
Hi,everyone!
あ、あ、あ、暑いですね~~~ι(´Д`υ) 本当にまだ5月なのでしょうか?
今日の小田原は最高気温29度です😨
皆さんどうぞ無理せず水分補給をしながら、休み休みいきましょう。
話は変わって、最近耳にしたのですが、英語×他教科の統合学習(CLIL・クリル)ってご存じですか?
CLIL(内容言語統合型学習)は、英語を学ぶだけでなく、数学や理科、社会などの教科を英語で学ぶ学習法で、英語を「目的」ではなく「手段」として活用し、知識を深めながら言語能力を向上させることを目指し、この学習法はヨーロッパで広まり、日本でも少しずつ導入が進んでいるようです。
CLILの特徴として、「4つのC」が挙げられます:
- Content(内容):教科の知識を学ぶ
- Communication(言語):英語を使って学ぶ
- Cognition(思考):論理的思考や問題解決力を養う
- Culture(文化):異文化理解を深める
CLILを導入することで、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)をバランスよく習得できるほか、学習のモチベーションが維持されやすいというメリットがあります。
日本でもCLILを取り入れる学校が増えており、特に国際教育に力を入れる学校で積極的に採用されています。
CLILは、より実践的な学習が可能になる方法です。研究によると、CLILはリーディングやリスニングのスキル向上に効果があるとされており、また語彙力やクリエイティビティの向上にも寄与することが分かっているとのことです。
一方で、文法やライティング、発音の習得には別の学習方法を組み合わせる必要があるとも指摘されていおり、CLILは学習者にとって負担が大きくなることもあるため、適切なサポートが重要とのこと。
総合的に見ると、CLILは言語習得だけでなく、思考力や異文化理解を深める点で有益な学習方法と言えます。ただし、学習者のレベルや目的に応じて、他の指導法と組み合わせるのが効果的だそうです。
そういえば最近のニュースで東大大学院工学系研究科は、2025年度より一部の授業を英語で実施すると発表しましたよね。26年度には英語化が可能な授業について、原則英語で実施する方針みたいですが。
情報量の多い昨今、一つの方法に縛られることなく、
自分に合うもの合わないもの取捨選択しながら、柔軟な思考を持ち合わせて常に好奇心を持って学習に励んでいきたいですね!
See ya!